このレビューはネタバレを含みます
クレージーキャッツインラスベガス
2009年12月10日 8時47分レビュー
東宝創立35周年記念。1967年監督坪島孝(他一名)脚本笠原良三、田波靖男。
面白病院の医者ガチョーン谷啓。
「ヒャァッハッハハハー」の為五郎誘い笑いが素晴らしい、クレージーキャッツリーダーハナ肇はお偉い代議士先生。
そして植木等扮するスーダラチックなお金困りのシンラン。
それぞれのエピソードが偶然に海外行きに繋がり、あれよあれよと強引にラスベガスまでたどりつく本作。
クレージーキャッツがマジでラスベガスの道を踊る歌謡シーン必見。
名所巡りっぽいカットも有り。
また、クレージーキャッツショーと題してピーナッツ、ブルーコメッツ、ジャニーズが歌謡シーンで登場。
クレージーキャッツの頭を叩いて音を出すコントがオモロー!
他いつもの東宝要員、藤木悠、藤岡琢也、本作マダマダ下っ端脇役藤田まこと、ドリフターズ、塩沢とき、人見明、幸せだなー加山若大将、日本のボンドガール浜美枝、「行ってらっしゃーい」の父、十朱久雄の皆様助演。音楽宮川泰、萩原哲晶の最強クレージーコンビ。
ボサノヴァぽい音楽が良かったなー。
当時ロングランの大ヒット。
物語がかなり荒く、緊張もキャラもユルい、大盛すぎの長さ、ギャグがずっこけリアクションとドヤ顔のようないささかな感じだが、当時クレージーキャッツのパワーがみなぎる海外巨編。
二度と出来ないクレージーキャッツインラスベガス編な映画でございました。