山本

セックス・アンド・ザ・シティの山本のレビュー・感想・評価

3.2
まあ女性向けの映画なのだから仕方がない。
見る前は「プラダを着た悪魔」のようなバリキャリウーマン(古いか)の話なのかなと思っていたが、それよりも軽めのラインをなぞっている。基本的にコメディかなと。思ったよりもスイーツ感がある。正直いい歳して落ち着きないなと思ったが、そういうのが敵視されるというか、抑圧的な考えなんだろうな。
個人的にいいと思ったのはミランダ。周りの友達がみな結婚している(主人公ものち結婚する)なかで、彼女は「自分は自分でいたい」という理由でボーイフレンドに別れを告げる。ボーイフレンドが大して悲しそうにしてないところが面白いんだけども。ともすれば「結婚が女の幸せ」的なメッセージを発してしまいそうなこの映画において、彼女の決断がうまくバランスをとっていると感じた。
山本

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