まりぃくりすてぃ

理想の彼氏のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

理想の彼氏(2009年製作の映画)
3.0
原題『反発』? 提案されちゃう。。
ガール受け狙いの邦題のこういうの、サムネ嫌いと掴まれ派にあらかじめ分かれるはず。
で、左の女性(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)がシャキッとおしゃ見え、右の男性(ジャスティン・バーサ)がラフダサで頼りなげだけど、、、 映画内では反対めかな、キャサリンはアカ抜けられないアラフォーをやりきってて、ジャスティンは無難な清潔さであたしたちを味方につけ続けた。
主役男女が結ばれるって1000%わかって観るしかないから、「あれこれ考えたら負け。ステディーめな婚前オトナカップルのおうちデート用ムービー」ってところに感想は落ち着く♪
王道というほどにはシナリオに発色性?もラメ感?もなくて、(あえて将棋ワードで例えれば)前向いて着実に進んでくばかりの “歩兵の道。歩道……” 。
雪のシーンから、よくなった気がする。
で、普通すぎた “歩道” の歩き心地よさに応援されるのもいいし、ラブコメっていうジャンルにはまあ沼らずに済むね、と涼しくいてもいい。
ただし、まったく普通じゃない「公衆トイレ」のとこ、お腹よじれるほど笑った! ヤダすぎーっ!!!
助演(友人役)の高身長のロブ・カーコヴィッチがムダにイケメンなとこも、微オキニ。
エンディングの二曲目のロック、すんごくノレた。「ウーラーララー」のコーラスリッチで。The Middle Eight ってバンドの「Love; Pass It On」  https://youtu.be/ni48RDsLNqM (この動画も楽しくて、林檎食べたくなるっ)

▽ムダ話▽
ところで、将棋なんて人生でほんの二、三回しか指したことない常識的?なあたしは、「桂馬が後ろへ下がれない」ってルールをわりと最近、初めて知った。その件で、正月にこんなふうに兄と口バトルしたりした。
バカ妹「嘘でしょ、何でバックしちゃいけないのー?」
兄さま「そういうルールなの」
バカ妹「でも、馬だって、生きてりゃ後退ぐらいするじゃん。生き物なんだから」
兄さま「こんなピョコーンな動き、リアル馬が後ろに向かってできると思う?」
バカ妹「じゃあ、前へ行く時はピョコーンで、後ろへ下がる時は小さく一マスずつ、っていうのどう?」
兄さま「あー、ルール改正いいかもね。将棋協会に申請してごらん」
バカ妹「ついでにさ、角と飛車の動きを兼ね備えたスペシャル駒、つくろうよ。これは武器だ」
兄さま「あんま強すぎるのを交ぜると、試合にならないでしょ」
バカ妹「それ『神将』って呼ぼう。『天馬』のがいいかな。でも、桂馬だけはその天馬にやられないってことにしようよ。馬類同士の友情のため、ってことで」
兄さま「………」
バカ妹「こうやって世の中のすべてをマリルールに面白く変えていこうと思うんだけど、君も、マリ党に入る?」
兄さま「入らねー」
バカ妹「じゃあ、君の子だけ入れさせてあげてもいい」
兄さま「入れさせねー」