このレビューはネタバレを含みます
臓器ブローカーに騙された聾青年が復讐する話。と、誘拐事件の被害者の父が復讐する話。
父は何も悪くないので応援したいんだけど、聾青年は事情があるのでつい同情してしまい聾青年をターゲットにしている父を心から応援できないというもどかしさ。
いったい何が悪かったんだろう?娘の直接の死のきっかけは娘をこわがらせてしまった小児麻痺の青年だと思うんだけど、誘拐事件なんて企てなきゃ娘があんな場所に行くことはなかったんだし、そもそも聾青年が臓器ブローカーに連絡さえしなければ…臓器ブローカーが便所にチラシなんか貼らなければ!そうだ!臓器ブローカーが悪かったことにしよう!