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パーフェクトブルーの556のネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

現実と虚構の入り混じり方が見事で、みまと同軸でこっちも今どっちにいるのか分からなくなる。
けどちゃんと犯人がいた。でもその犯人もまた現実と虚構が混ざっちゃってるっていうのが、おもしろかった。

ラストシーンの一言、しかもそれが鏡越しっていうのは一瞬ぞくっとしたけど(もしかして本当はみまが犯人なのかとか、虚構に負けちゃったのか、とか)、監督としてはそういう裏をかいているわけではないらしい。とはいえ見た人にお任せします、とのこと。
ぞくぞくしていい!

アイドルから女優へっていうので、レイプシーンとかヌードとかやったから汚れちゃった…とか、そもそもインターネットって何?っていう世界は時代の古さを感じるけど、それでも映像や演出・展開は全く古くない。ずっとこの先も、すごい!って楽しめると思う。
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