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チャイルド・プレイのRのネタバレレビュー・内容・結末

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1988年のアメリカの作品。

監督は「スティーヴン・キング/ランゴリアーズ」のトム・ホランド。

あらすじ

1988年の11月、手配中の連続絞殺魔チャールズ・リー・レイ(ブラッド・ドゥーリフ「デッドウッド 決戦のワイルドタウン」)は逃亡中、相棒にも見捨てられ、逃げ込んだ玩具屋で刑事のマイク(クリス・サランドン「SAFE セイフ」)に撃たれて、致命傷を負ってしまう。死の間際、ブードゥーの呪文によって、自身の魂をグッドガイ人形に移したレイはあだ名であったチャッキーとして少年アンディ(アレックス・ヴィンセント「ウィンター・テイル」)のもとにやってくる!

2、3と友だちと観て、1も超昔に観てたんだけど、内容も忘れてたし、また観たいなぁと思い、再鑑賞。

お話はあらすじの通り、チャッキーのビギニング。2、3は続編としてそもそものチャッキーの誕生をすっ飛ばすことができるので、割と序盤からバンバン人を殺す感じだったけど、この1は序盤は控えめ。ただ、だからといって物足りないかと言えば、そうではなく、絞殺魔レイがチャッキーとしてアンディの元にやってきた後、表向きはファニーでキュートなグッドガイ人形としてアンディを隠れ蓑にじわりじわりと1人また1人とターゲットを殺していく感じがいい感じにホラー。

あと、少年アンディを演じるアレックス・ヴィンセントの名子役っぷりよ。2番目のターゲットであるチャッキーにとっては元相棒を殺すためにお母さんのカレン(キャサリン・ヒックス「スポックのために」)に黙ってチャッキーと電車に乗って無邪気に2人旅する行動力とか、その後、アンディの周りで次々に殺しがあったことで子ども用の精神病棟みたいなところに送り込まれて(ほぼほぼ牢屋みたいなところで結構ショッキング)、そこにやってくるチャッキーに怯えて泣き喚くところとかとにかく名子役!って感じで存在感も抜群。チャッキーにばっかスポット当てられがちだけど、やっぱ受け手となるアンディがいたからこそ、ここまでチャッキーというホラーアイコンが引き立ったんだなぁと再認識。

で、なんといっても見せ場はクライマックス!!そんなアンディと宿敵チャッキーが相対峙するわけなんだけど、2、3もそうだったけど、このチャッキー、とにかくしぶとい!!こういう殺人鬼って致命傷を負ってもレイズするのは1回、多くても2回なんだけど、このチャッキーはアンディに暖炉で燃された後、黒焦げになりながら生き残ってアンディにまとわりつき、更にカレンに腕、足、頭を銃で吹っ飛ばされて死んだと思ったら、吹っ飛ばされた頭からの指令で遠隔操作された胴体でまたもしぶとくマイクの相棒刑事の首締めて…となんと3回も生き返ってしぶとくアンディを狙ってくるしつこさ!!この粘着性こそ、チャッキーたる所以であり、やっぱ魅力だよなぁ。

そんな感じでやはりオリジナル!!今日までチャッキーというキャラクターが色褪せないワケがよくわかる作品でした。
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