このレビューはネタバレを含みます
公開当時から気になってはいたものの、なかなか手が伸びず、知人が好きな映画として挙げているのを受けて見たのだが、
好きな映画に、この作品を挙げる女の子たちって、みんなどこか似てるな…なんて…美人だけどちょっと変わっててサブカル系っていうのか醒めてるけど恋愛脳で…
え？ みんな、この流されやすい主人公に共感できるってこと？ 気付かないうちに人に嫌われちゃってるんだよね、いつのまにか酷い状況に陥ってるんだよねってこと？ マジで？ などと考えながら観てしまったので、評価しにくい…
悲劇的なコトを明るく描いた作品だが、嫌な感じがしないのはすごい。ただ、いかんせん、転落人生を送る松子を、呆れる気持ちで観てしまったので、乗り切れず…
太宰治かぶれの作家にクドカンを配したあたりにはニヤリ。ミュージカルシーンもセンスが良い。じっくり再見したいが、見る年齢によって感想が変わりそうな作品でもある。
