タイトル通り、「泳ぐひと」が主人公の映画。小説が原作。
主人公の男が自分の家まで近所の家庭のプールで泳ぎつなごうとする。しかし彼を待ち受けていたのは予想だにもせない展開だった…。
最初は何がしたいのか全くわからなかった。海パンのおじさんがただ泳ぎ、走っている。笑いながらハードルを跳び越えているシーンとかシュールだった笑
しかし、だんだんと話の要が明かされていく。そもそも主人公が最初にとった行動がたしかにおかしいとは思ったけれど、そう繋がるのかと思った。
アメリカン・ニューシネマと言われるそうだが、たしかに構成や設定などが今までのハリウッド映画とはかけ離れたものだった。
しかしストーリー自体は追いやすく、理解するのにそんなに難しくないと思った。
観る前と観終わってからの印象のギャップの大きいタイプの映画だった。