ホラーマニア斗真

キャビン・フィーバーのホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)
4.0
なんで、この作品の評価低いの!?

他の作品にはないオリジナリティ要素がたくさんあったし、なかなかのグロ描写だったのでホラーファンからしたら満足。

ある事件がきっかけで仲間の1人である女性が何かに感染して体が腐りはじめてゆく。
腐りはじめてゆき、ボロボロととれてくる過程がおぞましくて、ホラー。
他にも脱毛しようとして女性がカミソリを使うシーンがあるんだけど、そのシーンは痛々しくてヤバいです。

感染して腐り始めるだけではなく、仲間同士で疑心暗鬼になり殺し合いをしたり裏切ったりするという、人間の愚かさや本性が出るホラー要素もあり見応えありました。

全体的に不気味で人間怖い、病気怖い、田舎者の視線が怖いという作品はなかなかありませんよ。

ちなみにこの作品は「モーテル」、「グリーンインフェルノ」を監督したイーライ・ロスの作品です。ロス監督の実体験をモチーフにして作られたのだとか。

感染源はラストで分かるのですが、気になった方は是非、この評価に左右されずに騙されたと
思ってみてください。