岡田斗司夫によると、建国神話のないアメリカにとってスターウォーズがその役目を果たしているそうだが、何故その生みの親と信者たちが対立してるのかと疑問だった。
なるほど。
一連のデジタル改変が原因だったんだなぁ…。
前3部作の強烈な映画体験はアナログ表現と一体だったので、それらをのちの技術で次々上書きしていくと、これは確かに白けるものがある。
俺たちの感動を返せとなってしまうのは致し方ない。
改変以前のものを封印せず、同時に公開すればこうはならなかっただろうが。
ただ全ファンに袋叩きにあったと思ってたジャージャービンクスが、新しいデジタル世代の子供たちには人気だと聞くと、実業家としてのルーカスは先見の明があるのかもしれない。
ファンとルーカスの対立の結果、遺産を食いつぶすアホな三代目みたいなディズニーウォーズが量産されるのを自分としては否定的に見ているが、今新しくスターウォーズに触れる世代には人気があるという事実も少し違った視点から見る必要があるかもしれない。