喜連川風連

ハリー・ポッターと賢者の石の喜連川風連のレビュー・感想・評価

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懐かしの。自分も子どもの頃は、ある年齢を超えると、大人だけが知ってる秘密を明かされるものだと思ってた笑

ハリポタパークがオープンするのに合わせてネトフリ解禁か?

後から見ると、序盤のネグレクトシーンが、魔法学校の良さを引き立たせる良いスパイスになっている。

虐待シーンからダイヤゴン横丁のカタルシスが凄まじい。手際よく、ニンバス2000と子どもたちの会話も見せていく。

見やすくするために、善悪の対立項をハッキリ描き、エピソードはテキパキ見せていく。

20分に1度は信じられない映像が続き、目が離せない。

ただ、物語の70%はハグリッドが口を滑らしたことで話が進んでいく。逆説的だが、ハグリッドが口を滑らせなければ、ボルデモートは早期に復活してたのだろうか?

もう少し、リアル路線に寄せれば、上級生の新人イジメや有名人ハリーポッターへの嫌がらせ等がありそうなものだが、スリザリン以外の人物は基本的に善人として描かれている。(物語のノイズは基本的にチューニング)

4つのクラスの中で年間優勝すると、パーティの旗が変わるだけ?なのに、みんな得点に一喜一憂しててかわいい。

ダレンシャン、デルトラクエスト、セブンスタワー、マジックツリーハウスそしてハリーポッター。良質なファンタジーがあった最後の時代、最後の世代だったのかもしれない。
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