原作:伊坂幸太郎×監督:中村義洋のコラボレーション第4弾。
まるでポテチのようにサクッと鑑賞できて、
サクッと忘れてしまいそうな作品。
というか、ポテチはカルビー派ですか?
湖池屋派ですか?
まさかナビスコ派?
…なんてどうでも良い話ですな。
最近、ポテチを食べると顔に吹き出物が出来る年頃なんですけれども、この作品は吹き出物すら作らないんじゃないかしらん。
というのも、原作に忠実に作ってしまったために尺は短いわ、
盛り上がり方は緩いわ、
映像化する必要あったのかしらん、
なんて思ってしまうんですな。
というか、これまでのコラボが素晴らしすぎたので期待し過ぎたのかもしれません。
原作を毀損する作品が多いこの頃、忠実に描く、というだけでも価値があるのかもしれません。でも、中村義洋監督の場合、原作アレンジで成功した作品も観ていますからね。やはり、期待値が高すぎたんでしょうね。
んー。贅沢な悩みですな。
まあ、何はともあれ。
原作を知らない方が、ポテチ片手に70分間を楽しむにはベストな映画だと思いますよ。