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映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(ほうらいじま)の群青のレビュー・感想・評価

2.0
アクションあり、兄妹モノあり、三角関係あり、最後はお前もおれもみんなも!食らいやがれー!な勢いの今作。

敵は4人。こいつらを倒さないとゲストキャラが自己犠牲をしなければならない。村の風習と言えば良いだろうか。そこに犬夜叉らしい考えで打ち砕こうとする。
おれも罠にはまったから。俺が気にくわねぇだけだ。というもの。しかし同時に犠牲になるしかないと嘆くゲストキャラ達にイライラもしているわけで。そう簡単に生きることを諦めてじゃねえ!と喝を入れてくれる。
これは犬夜叉なりの優しさ。
自分が蔑まれて生きてきたことや、一度は愛した存在によって殺されたが救ってくれた相手に恋をする。そして今では一人ではなく仲間がいる。
少年誌らしく、独りで生きるな、頼れ!と言ってくれる。気持ち良いね!

一方敵は独りを除いて小物臭抜群。同じ位置付けではなくて部下で良かったんじゃないんかな。あと犬夜叉は作品を通じてだけれども技のネーミングセンスが微妙。これは好き嫌いだけど笑
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