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ゴジラ-1.0/Cの群青のレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)
3.5
2024年劇場鑑賞1作目。



まずはオスカー、おめでとうございます!!


CGや特撮でしか存在し得ない存在がその分野で世界最高峰の賞を得るのは、もうゴジラが存在しているのと同義なのでは?と思った。
しかもゴジラだよ?ジャンルものとして高尚な賞からは縁遠いはずなのに。
ギレルモ・デル・トロ監督がツイートしてたKAIJU KING + Tokusatsu = OSCARだよ、ほんと。嬉しいな笑


作品のレビューに入ると、白黒にして良かったと思ったのは時代感。
1947年の風景に白黒が合っていた。
特に序盤の大戸島のシーンは砂浜、汗ばんだ肌、ヨレヨレの服が当時のらしさを強く感じさせた。色がない方が納得するのはその時代の映像が白黒だからかな。不思議な感覚。

そして主演二人がやはり昭和に合う!!
浜辺美波は往年の東宝女優の風格がありましたよ笑
神木隆之介なんかは久保明に見えました。


逆にオスカーを取った視覚効果の部分では波のきめ細やかさがちょっと分かりにくい。贅沢な映像は色がついていた方がいいということか。シン・ゴジラの白黒とも比較したらどんな感じかなぁ。観てないなぁ。


カラーと合わせて2回目の鑑賞だったのだが、今回で気がついた小ネタ?では、神木隆之介演じる敷島が典子に会うシーンで君の名前は?と聞いてた笑
もう一つは敷島の家でご飯食べるシーンで典子が秋津に晩酌するんだけど、その時同時に山田裕貴の水島もお猪口を出すのだが、彼には晩酌されず水島がアレ?ってキョロキョロして行き場を失った差し出した手がそろそろと戻っていくところ笑
フフッとなった笑
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