目を奪われるほど美しいハワイの自然豊かな景色｡
度々流れるウクレレの音色やハワイアンミュージック｡
そんな楽園のような地を舞台に､向き合わなければいけない困難に立ち向かう一つの家族の物語｡
予告を観た限りでは､もっと温かくコメディチックな作品かと思っていました｡
しかし中身はきれいとは言い難い｡いい意味で裏切られました｡
とにかく幸せな気分に浸りたい時のチョイスとして本作を選んでも満足できるかわからない｡
もちろんそうゆう場面がないわけでもない｡
と言ってもそれがメインではない｡
〝楽園〟と〝困難(あえてこの表現)〟という奇しくも対照的な2つのものの中でもがく､一つの脆く思えても強い家族｡
崩壊寸前の家族を前に突然現れた大きな壁｡
だが､人間は強い｡
壁に立ち向かわない道なら無数に分かれている｡
逃げるための言い訳なんていくつもある｡
それでも人は1本しかない立ち向かう道を選べる強さを持っている｡
そうすることにより生まれた絆は並大抵のことでは壊れない巨大なものとなる｡
...あ､これ筋肉痛と同じやね｡壊れる度に強くなる｡ここ試験に出ます｡
幸せな家族の姿を全面の出した作品ではないにせよ､ラストのあの家族のあり方にはほのぼのとした気持ちで観ていました｡
自分の悪い癖で､映画の中の家族をあたかも実在する家族のように見てしまって､その家族の今後を気にしてしまうところ｡笑
この家族の今後を気になったのは言わずもがな｡
最後に一句｡
｢ウッドリー 顔小さいし スタイルいい｣...名言ですね｡
【きっと､星のせいじゃない｡】や【ダイバージェント】では気づかなかった!
そして顔も整っていることに今更気づきました!失敬!
