このレビューはネタバレを含みます
鑑賞メモ。
妻には浮気され、昏睡状態で問いつめることもできず、義父からは責め立てられ、娘ともうまくコミュニケーションがとれない。おまけに先祖から託された土地も売らなければならないという話が。
家族が壊れかけたその時、マットは、血のつながりの象徴とも言える土地を守る決意をする。
ただ言葉を、感情を飲み込み、受け入れていくマットの父親像がよかった。
エンディング、亡き母の毛布に父娘三人が入りテレビで野生動物のドキュメンタリーを見ている。
"極寒の地で、決して飛ぶことはできないペンギン達は旅に出る"
広大なハワイの自然のような、静かで、力強い絆が家族を再生させていく