このレビューはネタバレを含みます
キューバの激渋ドキュメンタリー。忘れられた老人たちが、実は偉大な音楽家たちが、ライクーダのもとに集まり、ブエナビスタソシアルクラブという作品を作り上げていく ミスチルのくるみのMVのリアルMr.Adultのよう 民俗採集的な側面も この作品を経緯を知ると、これから公開される「PERFECT DAYS」をヴェンダースが監督したことも納得 しかも、ドキュメンタリーではなく、劇映画として。ヴェンダースと役所広司の“セッション”というのは、やっぱり今作のイメージからだろう
インタビュー、セッション、ライブ映像が絶妙な組み合わせが見せられていく。キューバの街並み、インターネットが世界に広がる前の世界だからこそのロマンとも思う Chan Chanの雰囲気一発で持ってかれる めちゃくちゃそんでもってクールで乙なんだよな このビデオテープ映像の雰囲気がめちゃくちゃ合う 海が白飛びしていて、その海の前に老人たちの集いという構図がクソかっこいい
ラム酒は俺が好きだから神様も好きだろ理論で供えてるの面白いし、5歳からタバコ吸っているのカムアウトしちゃうの余裕で笑う キューバの埋もれたおじさんが突然、抜群のピアノ弾き出すのも痺れる
