ほーりー

ガメラ2 レギオン襲来のほーりーのレビュー・感想・評価

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)
4.2
この映画を居間のテレビで観ていたとき、サッポロビールの工場がレギオンに襲撃される場面で、そばにいた母親が

「変わった怪獣ね、ビールが好きなんて」

そんな怪獣いるわけなかろう!(笑)
タロウならいざしらず。

自衛隊の描き方といい、怪獣がいくつもの形態がある点といい、「ガメラ2 レギオン襲来」は「シン・ゴジラ」とよく似ている作品。

実はこの映画、リアルタイムでは観ておらず、観たのはずっと後のこと。
地下鉄襲撃の残酷なシーンとか、本当、小さい頃に観なくて良かった~と思います(;^ω^)

地下鉄に取り残された乗客を、機動隊員や自衛隊員が救助する場面は、本作公開の前年に発生した地下鉄サリン事件を彷彿させるけど、多分は影響は受けてるんじゃないかなという気がする。

札幌、仙台、東京と、姿形を変えながら徐々に南下していく新怪獣レギオンと、それを阻止しようと敢然と立ち向かうガメラと、そして自衛隊の攻防戦は大人でも手に汗握る。

そしてやっぱり、 水野美紀。今はちょっと雰囲気変わっちゃったが、この頃は本当に綺麗で、別格の雰囲気がある。あと吹越さんもずいぶん若い。
ほーりー

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