【光るフォンダの名演、それを受けるデュークの好演】
久しぶりにゆっくり映画を観る時間ができたので、ジョン・フォードの『アパッチ砦』を観た。
フォード監督の作品のなかでは、上位からちょい下のラン>>続きを読む
文字通り、ハリウッドの古典。1937年のオリジナル以降、三回もリメイクされるほど、シンプルなストーリー構成ながらディテールまで良くできている。その決定版といえばどれかといえば、ジュディ・ガーランド版の>>続きを読む
DVDに収録されていた、カットされたシーンを見たが、なんでこれがカットされたかわからないぐらい、ドラマとして重要な部分だったので少し低めの点数。
ドウェイン・ジョンソンの歌が良い。芸達者ぶりを感じた>>続きを読む
ジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンはいい役者だと感じた。
まさしく柔と剛の個性がぶつかりだ。
ラストの対決シーンは、ちょいと顔芸が過ぎた感がある。
【帰ってきた『アフリカの女王』?】
嫁さんのご贔屓、ドウェイン・ジョンソン御大が出演しているということで、先日家族サービスで映画館に行ったが、久方ぶりの劇場での鑑賞になった。
テレビCMを観た時に>>続きを読む
【ジッパ・ディー・ドゥー・ダー】
金ローで『ピーター・ラビット』をやっていたせいか、つい久しぶりにうさぎどんに会いたくなって我が家の棚にある『南部の唄』を引っ張り出した。
スプラッシュ・マウン>>続きを読む
【やっぱり伝道師って怪しい職業だよね】
さて、またまた期間が空いてしまいましたが、久しぶりにレビューをアップ。
今回取り上げるのはバート・ランカスター主演、リチャード・ブルックス監督・脚本の『>>続きを読む
【信仰心と愛国心の間に……】
メル・ギブソン監督の戦争映画『ハクソー・リッジ』では、アンドリュー・ガーフィールドが宗教上の理由から敵は殺さず黙々と重傷を負った仲間たちを助ける兵士を演じていたが、本>>続きを読む
【上目遣いの青春】
今週もまたレビューの前にご案内がございます。というのも先週宣伝したばかりの似顔絵の個展が緊急事態宣言の延期に伴い、さっそく日程が変更になりました(涙)
『堀口典雅にがお絵展>>続きを読む
【塀の中の鳥(バード)男(ランカスター)】
レビューの前に宣伝です。プロフィールにも書きましたが、実はこの度、東京府中市で小さいながら似顔絵の個展を開くことになりました。もし足を運んでいただければ>>続きを読む
【未来は白紙】
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結編。純粋な娯楽映画としてはPART1の次に好きな作品。
西部開拓時代にタイムスリップしたドクを助けるというシンプルなあらすじなの>>続きを読む
【ブルースって赤ちゃんみたいな表情するよね】
と、ブルース・ウィルス好きの嫁に話したら、激しく同意してくれた。
テリー・ギリアム監督によるSFサスペンス『12モンキーズ』は、クリス・マルケル監>>続きを読む
【左右対称じゃないと、わしゃ嫌なんじゃ(涙)】
地上波で『時計じかけの摩天楼』を久しぶりに観た。
工藤新一(=江戸川コナン)に挑戦状を叩きつけたサイコパスな連続爆弾犯と対決するシリーズ第一作。>>続きを読む
【チョキだしてチ・ョ・コ・レ・ー・トってよく下校のときやってたなあ】
『チャーリーとチョコレート工場』→『夢のチョコレート工場』→『チャーリーと~』の流れで見ると色んな発見がある。
バレンタイ>>続きを読む
【今、本当にデロリアンがあったら?】
そりゃコロナ前の世界に戻りたいよね。
年始にCSでやっていた『BTTF』シリーズを観ていて、恥ずかしながらヒロインを演じている女優が違うことに今更気づいた>>続きを読む
【俺は空の上の誰かから好かれてる】
ポール・ニューマンの出世作となった『傷だらけの栄光』。元々はジェームズ・ディーンがキャスティングされたものの、例の事故死によってニューマンに白羽の矢が立ったとい>>続きを読む
【GはギャングのG】
エドワード・G・ロビンソンの憎たらしいほどの悪役演技が印象深い。
ハンフリー・ボガート&ローレン・バコール主演の映画『キー・ラーゴ』。監督はジョン・ヒューストン。
舞>>続きを読む
【それは果たして正義か狂気か】
前から好きな作品だったけど、改めて観てとんでもない傑作だと感じた。
森谷司郎監督、小林桂樹主演、橋本忍脚本のサスペンス映画『首』。何年か前にCSで放映していたの>>続きを読む
【アーメン!エイメン!】
大傑作ではないけど、いい映画だなと思う良品に時々あたることがある。ラルフ・ネルソン監督の『野のユリ』が今回それだった。
史上初、黒人俳優がアカデミー主演男優賞を獲得し>>続きを読む
【飾りじゃないのよ涙は】
スペンサー・トレイシー&キャサリン・ヘップバーン共演作の中でも最終作『招かれざる客』と並ぶ代表作だと思う。
『アダム氏とマダム』。これまた邦題のつけかたが巧い。 >>続きを読む
【ポケタ、ポケタ、ポケタ……】
『虹を掴む男』っていいタイトルだなぁ。この映画が日本で公開されたのが1950年。やはりこういう夢のあるタイトルが渇望されていた時代だったんだと思う。
ジェームズ>>続きを読む
【バルコニーで笑う男】
ただ作られた年が古いだけで、『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』に対して「渋いなぁ」と言われると何か違和感を覚える。
渋いっていうたら、この辺クラスの映画でなくちゃ。 >>続きを読む
【上を向いて歩きましょう 本作の主人公たちのように】
なお淀川長治先生が昔、友の会で本作をべた褒めした時、聴講者の中に若き永六輔がいたという。淀川先生は永さんがこれにインスパイアされて、あの歌を作っ>>続きを読む
【そういや、ヴェラクルスとベラクルスどっちが正しいんだ?】
バート・ランカスターが設立した独立プロ製作の『ヴェラクルス』は、単純に正義VS悪という図式のストーリーではなく、この時代ではかなり真新しい>>続きを読む
【年の差兄弟、アルプスに登る!】
『スペンサーの山』とスペンサー・トレイシーの『山』って紛らわしいタイトルで、昔は両作品ともごっちゃになってた。
今回はスペンサー・トレイシー主演の山岳アクション>>続きを読む
【スーザン・ヘイワード、一世一代の大役】
実在の死刑囚バーバラ・グレアムの半生を描いた『私は死にたくない』。劇中では完全に冤罪として描かれているが、かなりフィクションの部分もあるそうな。
この作>>続きを読む
【ホテル映画・第一号店】
えええΣ(Д゚;/)/
グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード、ウォーレス・ビアリー、ライオネル・バリモアが同じ映画にでてんの!?めっちゃ豪華じゃん!>>続きを読む
【無くなる前に世界遺産は見に行こう】
ちょっと遅くなったが、先月31日は首里城焼失から一年だそうで、歴史ある建物が災害で壊れてしまうと、ああこうなるのなら行っておけば良かったとつい後悔しちゃう。 >>続きを読む
【3時10分だよ、全員集合!】
リメイク作の方が有名なのかな?まだそちらは観ていない。
グレン・フォードとヴァン・ヘフリンのちょっと変わったサスペンス西部劇『決断の3時10分』。
駅馬車強盗>>続きを読む
【 走っていればこの世は天国、にぎるハンドルどこへ行く♪】
ちょっと気分を変えて、明るい映画を観たろ。
今では普通にディスクが売っているが、この映画の存在を知った20年くらい前は、まずビデオ屋に>>続きを読む
【さらば、ジェームズ・ボンド さらば、ショーン・コネリー】
『ドクター・ノオ』から本作まではテレンス・ヤング監督の影響のせいか、ギャグになるスレスレだけど、スリリングな非情なスパイの世界を見せてくれ>>続きを読む
【二人の老ガンマンに捧ぐ鎮魂歌】
バイオレンス映画で一世を風靡したサム・ペキンパー監督の出世作。ただ当時この映画思ったほど収益をあげなかったという。
往年の二大スターを競演させるという企画って>>続きを読む
【古き善き西部劇に捧ぐ一本】
旅の途中、仲間が一人欠け、二人欠け……と本来なら『ポセイドン・アドベンチャー』のようなシビアなドラマになりそうなところ、ジョン・フォード特有のユーモアによって温もりのあ>>続きを読む
【俺も今度新車を手にいれる際は讃美歌歌おっかなぁ】
予備知識なしで『怒りの葡萄』みたいな映画かなと思って観たから、そのギャップに激しさにぶったまげた。
ジョン・フォードの『タバコ・ロード』は、アメ>>続きを読む
【これぞフィルムノワール】
陰影を強調したシャープな映像で、官能的な悪い女が出てきて、ストーリーが二転三転して、映画好きが思わず喜びそうな演出があってと、ロバート・シオドマク監督の『殺人者』はこれぞ>>続きを読む
【夢をなくした奈落の底に~♪】
ジェラール・フィリップという俳優を知ったのは小森のおばちゃまが書いた『ビデオで観たい「スター」ベスト100』という本だった。
そこで初めてフィリップのご尊顔を拝し、>>続きを読む