KozaiSzatosi

TAKESHIS’のKozaiSzatosiのレビュー・感想・評価

TAKESHIS’(2005年製作の映画)
1.7
自分は芸人としてのビートたけしのファンではないため、この時期の彼についてはよくわからないが、作るにあたって明らかに迷走している。いや、もはや病んではいまいか?ハッキリいって、人に見せるべき姿ではない。

フェリーニやアントニオーニなど、好きな作家の作品を表面上真似てるだけで、ある種のビジュアルセンスを全く感じさせない。ストーリー性の希薄さ、不条理なプロット、虚実混合などの点でよく、リンチの「インランド・エンパイア」と比較されるが、明らかに違うだろう(あれは成功例)。
いわゆる「好きなことをやってやった」感はあるが、後半の美輪明宏のくだり以降、明らかにヤケクソであり、同じ好き勝手やった「みんな〜やってるか」とは比べ物にならないほど、「作り手としての」清々しさがない。