TAKESHIS’の作品情報・感想・評価

「TAKESHIS’」に投稿された感想・評価

不条理シュールギャグ脳内世界 夢タクシー 照明係の黒人 ポンチョ強盗 美輪明宏の歌 乳を回すDJ 白い撮影所とセット 衣装デザイン山本耀司
いたみ

いたみの感想・評価

5.0
え〜すごく良かった〜なんで〜。
IF北野クンが可愛くて悲しくて哀愁が凄くて大好きになっちゃった。
やっぱり芸人は哀愁があってこそなんだよな、ガワのキタノを中身の北野クンがやっちゃうところ、良かったなあ。
時系列やインサートの実験をしているのか?と思うほど素敵な作り。
でも、これは他人に面白いと薦めるものでもない。自ずから出会ってこそ素晴らしい映画でした。
tr

trの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

実験的で面白かった。DJのターンテーブルが女の乳になった描写めっちゃ笑った。
芸術家三部作と言われているものの一作目らしい。

正直、はちゃめちゃすぎて分からん。
まずもってフェリーニ見たことないからな。

映画って集団で作るからここまで作家性を出せると思っていなかった。


ただ、北野武の苦悩と芸能界に嫌気がさしていたことだけは分かった。


2022 110
コm

コmの感想・評価

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『ビートたけし』名義の作品を観たことがなかったので…
北野映画の常連を用いてのセルフパロディ多め、理解されることを拒否しているかのようだった〜
Lipthinks

Lipthinksの感想・評価

3.0
タレントとして大きな成功をえたビートたけしと、コンビニでバイトしながら売れない役者をやっている北野武が出会う。

これまでの作品を自らオマージュしたようなシーンが少なからずあり、これまでの総決算的な意味合いを持たせているのかな?

みんなーやっているか! ほど分かりやすいコメディではないけれど、全編を通してシュール/コメディ要素が強め。

暴力の描写は最低限かつ軽めで、物語の筋みたいなものも薄いけれど、ナンセンスさで気持ちを掴んだまま映画は進んでいく。

よくわからないけれど、感覚的には好きと言える作品だった。
マーシ

マーシの感想・評価

3.2
先日マルホランドドライブを見たせいかマルホランドドライブっぽいなぁって思いながら見てた。
二人のたけしを演じ分けをするたけしさんもよかったし、京野ことみさん、大杉漣さん、寺島進さんもすごくいい味を出してた。
ストーリーも面白かったが、並行世界のように複数の同一人物を演じる作品だったからか演技の方に見入ってしまった。
バカバカしいことにお金を使って、芸には尺を使う心意気にグッとくる

美輪明宏をフリと前座に使うのも気持ちいい
22.06.28:DVD。

天才の頭の中を覗いた感じ。
よく映像化できたな。
…「100人の評論家が見て、7人しか分からない映画」
「今作はタケシス=たけし死す(前期北野武?) 」
ってたけしが評したらしいけど、俺には理解できるぞ、最高だぞ。

シュールな笑いとドンパチを両立させた時点でセンスキレッキレ。
存命してる日本人で、多くの視点からの海外クオリティを出せる邦画唯一の監督だよなあ、マジで。
…最初のシーンで主人公補正バリバリの銃弾当たらない様を見て「いかん、外れか…?」と思わせた上での浜の銃撃戦の背を向けての被弾。
たまりませんわ。

美輪さんの毛虫とか何かしら意味あるんだろうなあ…。
(たけしが美輪さんを必死に口説いたのか、美輪さんがたけしにラブコールを送ったのか?
どっちにしても最高のやり取りすぎて裏側を想像すると微笑ましい)
『ヨイトマケの唄』にタップダンスミックスするとかセンスありすぎて感動した。
からの坂本スミ子の「夢であいましょう」とかもうキレキレもキレキレで
すごすぎる。

タランティーノのお笑いもここまで突き抜けりゃなあ、面白いのになあ…。
DJ=愛撫とか、ドンパチが星になるとか、銃対刃物とか、防弾相撲力士とかタランティーノ絶対大好きやで(笑)
ハンフリーアボガド、オードリー啓助、アイスピック…はなかなか出ない(笑)

前期北野武監督作の集大成じゃない?
冒頭は『戦場のメリークリスマス』だし、
『その男、凶暴につき』の仮タイトル
『灼熱』でポスター作ってるし。
…ビートたけしの全盛期は知らない人間だけど、やっぱり凄い人だなあ。
夜、埠頭で銃を撃ちまくる(音が軽めのファンタジーなのは演出の勝利)
+大杉漣の必死の形相の「おい!これ買えよ!おい!買えってよ! やめろお前…バカ!」
面白すぎる(笑)
岸本加世子に結局はボロボロにやられるのも素晴らしい(笑)

『3-4X10月』は映像に全フリした意味不明な映画だったけど
『TAKESHI'S』はストーリー一応見れる意味不明な映画だった。
キタノブルーも美しかったね。
やっぱり北野武×森昌行は強いわ。

『シンエヴァンゲリオン』の楽屋オチはここから持ってきたのかね?(笑)
だとするならばやっぱり『新劇場版』以降の庵野秀明の表現力は低すぎるとしか言えない。
たけしの楽屋オチの説得力たるやすごいわ。

冒頭のテレビ局はTBSで、襲撃された事件を予見か…。
安治製作所(アンチ製作所)って確信犯過ぎてまた(笑)
寺島進と大杉漣と渡辺哲と六平直政が最高過ぎて(笑)
『こっちが聞く前に言うんじゃねえ!味が気に入らねぇのかコノヤロー!表出ろ!』。
『てめえ俺の女返せコノヤロー!』。
北野武が、それまでの北野武を自分で終わらせるための作品だと感じました。

俺はヤクザ映画撮りたいだけなんだよバカヤロー!

いちいち俺の映画に意味を見出だすんじゃねえよコノヤロー!

監督の頭の中を映像化した、意味のないシーンの羅列。

あんまり意味ないと興行的にマズイから少しは観れるモノにしないとな、とのバランス。

コンビニで北野武が店員してるだけでもシュールなのに、10円のガムを1万円札で買われて、お釣りをぎこちなく用意する面白さ。

意味はないんだけど、観てるほうは意味を見いだそうとしてしまう。

自分をとことん客観的に見て、今までの自分への皮肉、批判をしているように感じました。

ほら!観てるほうは意味を勝手に解釈してる!

そうか、映画を観て何かを見いだそうとしている自分への皮肉か!

観て良かった。
固まってきた自分の価値観をもう一回壊されたような気がするから。

オススメはいたしません。
やっぱり北野作品、好きです。
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