YasujiOshiba

真昼の用心棒のYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

真昼の用心棒(1966年製作の映画)
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BS録画。見はじめたら、つい最後まで観てしまった。

酔拳ガンマンというキャラがいい。フランコ・ネロをすっかり食ってしまったジョージ・ヒルトンだけど、ウルグアイ出身でイタリアに帰化して、マカロニ・ウエスタンのイコンになった人なのね。いやはや。

オープニングがウエスタンというよりは、まさに残酷ホラーのイントロ。もちろんルチオ・フルチだからなんだけど、いちおう伏線としても効いている。ラストの銃撃戦も、マカロニウエストたんというよりは怪奇映画って感じの演出がよい。

原題は:Le colt cantarono la morte e fu... tempo di massacro (コルトが歌い... 大虐殺の時が来た)。でもこれ、動詞 cantare(歌う) と essere (〜である)が遠過去だから、むかしむかしの物語という感じなんだよな。

ああ楽しかった。
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