いろんな場でいろんな人から勧められた『バーレスク』をやっと鑑賞。
圧倒的に華やかなショービズ映画!
当たり前だけどクリスティーナ・アギレラの歌とパフォーマンスありきの作品。
田舎を出てLAにやって来たアリ(クリスティーナ・アギレラ)がバーレスクのショーに魅せられ、歌の才能を認められて開花していくサクセスストーリー。
いわゆる「ザ・ミュージカル映画」ではないな…
と思って観た。シェール演じるテスが歌に心情を載せて歌う中盤以降はミュージカルっぽいナンバーも。
シェール様はさすがの迫力と圧倒的な歌唱力。
クリスティーナ・アギレラのファンだったり、バーレスク文化に関心があったりしたらさらにハマれるんだろうなぁ。
(私はそこまでではなく…)
スタンリー・トゥッチが女性陣をさりげなく支える良い役どころ、『プラダを着た悪魔』と似ているが好きな役だった。
アラン・カミングも出番は少ないけれど良かったな!
クリステン・ベルはあからさまに主人公の引き立て役という感じでちょっとかわいそう…
言うほど悪役じゃない中途半端さも含めて、キャラクター造形的にどうなのか。
ちょっと入り込めなかった要因の1つ。
あまりミュージカルっぽくない、という点で、ミュージカルが苦手な人にもオススメできる音楽映画だった。