Oto

カイジ 人生逆転ゲームのOtoのレビュー・感想・評価

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)
3.6
イカゲームみて観たくなった。

鉄骨渡りのシーンは、こんなに6回戦のガラス渡りと一緒だったか、と驚いたけど、外の世界や運営側の描写は少なく、むしろ地下の強制労働を抜け出せない厳しい現実として描いているのが違い。
女性の参加者がいなかったり、スタッフも逃走中のようなベタな黒子。アップデートは多い。

基本的に善悪どちらも「顔芸」で、半沢直樹と同じ系譜。カイジの生と信念に動かされる天海祐希の顔も。山本太郎って芝居上手いんだなぁという発見もあった。

2回戦・3回戦という分け方がないので、最終戦への流れが強引すぎるのが引っかかった。ヴィランの詰めが甘い。

デスゲームの主人公の弱点は「優しすぎる」こと。これはメモメモ。福本先生は人を追い込む設定作りほんとうまい。
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