お前もいつか同じ目に遭うさ、時代は繰り返すと老人は嘆く。
そうだとは言い切れないさと若者は返す。
ドイツ占領下にある1942年のポーランド。
「祖国の自由のために」を合言葉にして、レジスタンス活動に鬱積したエネルギーをぶつける若者たち。
年の離れた同志、同世代の仲間の死、初めての恋心と外出禁止時間の逢瀬。人生は闘う価値があると正義に燃える日々では、あまりにも成長が早過ぎた… 不合理と闘って命を繋いでいる間に役回りは代わってしまっている。
今作を我が事のように、香港やミャンマーの若者たちに思いを募らせながら、今日という特別な日に記録。