9.11関連の放送があったときに録画してたやつ、を、今観てるって時点で我が家のHDD事情が察せられます。
祭りなんかやってる場合じゃないのにね。(ポール・ラッド的な意味&地方祭的な意味で)
こっちはめっちゃ泣いてるのに外からワッショイワッショイと地区放送のスピーカーから爆音で延々と祭り歌が流れてくる状況。カオス。
そうですこの映画、私ジワジワ泣いてしまいました。
というか911関連は何観ても瞬間的に涙が出てくる… 感動的でも衝撃的でもない作りのドキュメンタリーチックな作品でも。
事実が一番衝撃的、って一言に尽きます。
911同時多発テロ事件で唯一目標に到達しなかった旅客機「ユナイテッド93便」に焦点を置いた作品。
といっても飛行機内だけでなく、管制塔や航空基地などの混乱・情報の錯綜具合も再現されていて、また私の知り得なかった当時の状況を感じることができました。
旅客機内での話ということはハイジャック犯も当然登場して、事件の一部始終を描くわけですが、ふと「この役演じたがる人はあんまりいなかったんじゃないかなぁ」なんて思ってしまいました。
歴史上の大犯罪者、と過去の人間として呼ぶにはまだ記憶が新しすぎる事件なので…
混乱と恐怖しかないと思っていた空間に、たくさんの勇気があったことをこの映画で知りました。
やっぱり映画は良い。学校の勉強に使おうよ。サウンドオブミュージックだけじゃなくてさ…
