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Mr.BOO!インベーダー作戦のRenのレビュー・感想・評価

Mr.BOO!インベーダー作戦(1978年製作の映画)
4.0
幼い頃に父親の影響で何度も観た映画で、家にDVDボックスまであるという。とにかく頭を空っぽにして観られる。

マウステレビと専属契約を結ぶ売れない役者が、ライバルのキャットテレビに契約を持ちかけられたため書類を盗み出す話。一応、当時の香港のテレビ局体制や世相に対する風刺も効かせたりしているようだが、そんなことは正直どうでもいいくらいに笑える。
主役の他に二枚目マジシャンや発明家の弟、車椅子の女社長とその側近の鉤爪男にナイフ使いの男とインコ、このキャラクターの大渋滞が既に馬鹿馬鹿しくて楽しい。
この映画に関してはただ笑える映画なので、特に言うことは無い。中盤に相当黒に近いブラックコメディが差し込まれるので、そこだけは拒否反応を起こしてしまう人がいるかもしれない。

広川太一郎の吹き替えが好き勝手やりすぎているせいで笑いの量が5割増くらいになっているため、字幕よりも圧倒的に吹き替え派。

子どもの頃に笑ったコメディ映画ベスト3は?と聞かれたら、『ホーム・アローン』『マスク』と並んでこの映画がランクインする。
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