オレオレ

ザ・インタープリターのオレオレのレビュー・感想・評価

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)
2.5
アフリカ某国の言葉を話せる国連通訳(ニコマン)が偶然聞き齧ったのは、国連でスピーチする予定のその国の大統領暗殺計画だった。
その言語が分かる数少ない人間の職場で、彼女しか聞いていないという暗殺計画。彼女のバックグラウンドを調べると、現地での反政府活動という履歴が浮かび上がってくる。果たして彼女が聞いたというのは事実なのか?担当のシークレットサービス要員(ペン)も確信が持てないままスピーチの日は近づく…

とまあサスペンスフルなプロットの割にはテンポ悪く、ラスト30分を残して寝落ち、笑。なんせニコマンとペンの間にケミストリーがゼロ。ニコマンはボサボの髪の毛で、その合間からひたすら睨みつけるばかり。バスの爆破シーンなどは面白かったが、それ以外はなんかすりガラスの向こうっぽい。
反政府活動の過去があっても国連で働けんのか?国連に私物置いとく職員ロッカー無いのか?シークレットサービスは監視対象者が徒歩以外で移動しただけでお手上げか⁉︎などとツッコミどころ満載だし。

彼女の通訳能力が事件解決に大活躍!というわけでもないので、なぜ映画のタイトルにするほど通訳を全面に出すかな…