ビターチョコ

岸辺のふたりのビターチョコのレビュー・感想・評価

岸辺のふたり(2000年製作の映画)
4.2
泣いた。
10分未満の作品。
モノトーンの短編アニメーション。

父と娘のストーリー。
セリフはない。
説明がない。
カメラは被写体に寄らない。
だから客は想像するしかない。

だが観客は、色々と想像してしまうだろう。様々なエピソードは、長い人生に誰でも起こる「何か」を示していると思う。だから、誰にとっても刺さる気がする。

絵のレベルが高い。
アニメの技術も高レベル。
だから安心して観ていられる。

最初に観たのはいつだったか。
某動画サイトで偶然見たのだろう。
昨年の秋だったか、もう忘れてしまった。

私にとって忘れられないアニメーション作品。
何度も観たいと思う。
が、頻繁には観たくない。
10年後、また観たい気がする。