今日は2020年3月13日の金曜日。
1980年に登場し、
数多くのシリーズとブームを生み出したスラッシャー映画の代名詞的作品を、
マイケル・ベイ製作によって新たに書き起こしたスプラッター・ホラー。
曰く付きのキャンプ場を訪れた若者たちが、
ホッケーマスクを着けた謎の大男によって次々と血祭りに上げられていく。
新たな設定で描かれるのかと思いきや、
冒頭でボリーズ夫人首がはねて倒されるパート1のラストから、
パート2、
そしてホッケーマスクを付けるパート3までをテンポよく描いており、
本作はその続きになる。
見せ場であるジェイソンの殺人行為はオジリナルと一緒。
驚くような斬新な殺人行為はなかった。
新しい要素が少なかったが、
ジェイソンの動きが機敏になって、
ジェイソンにレザーフェイスとランボーを組み合わせた感じに見える。
死体を持ち帰ったり、
足が紐にひっかかると鈴が鳴って合図する仕掛けを作るジェイソンは不思議。
車に乗ろうとしたら上から死体が落ちてくる展開はもちろん、
お約束の裸が意外に多いのは良かった。
ラストでジェイソンをミンチにしないで、
わざわざ湖に沈めるが、
その後の展開が読みやすく、
想像通りになるのが笑える。
ベイ製作&ニスペル監督のコンビは、
“テキサス・チェーンソー”同様に無難に仕上げる作りなんで、
別のホラー好き監督に撮ってもらいたい。