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火垂るの墓のピエロのレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
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初めて見た時はただつらい映画だった。
お母さんのケガがケガどころじゃないし、親戚のおばさんみんな意地悪でめっちゃムカつくし。

でも少しだけ大人になった今見てみるとやっぱりつらいけど、だからこそこの作品の意味をちゃんと読み取らなければと思うようになった。親戚のおばさんも好きであんなこと言ったんじゃないんだろうなぁ…

あまりに身近ではない画はとても鮮明に記憶に残るものだ。
蛍の光、清太の鉄棒、せっちゃんを抱き抱えて泣く清太さん。

今の戦争を知らない世代の子ども達に
戦争について退屈な授業で教えられるよりか、よっぽど本作を見せた方が残るものが多いだろう。

残したい、残さなければいけない映画だと思う。

私なんかが評価していい作品じゃないんだなこれは
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