ぬーたん

コーチ・カーターのぬーたんのレビュー・感想・評価

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
4.0
サミュエルを観る③ FBI捜査官、極悪犯罪者役などの犯罪もの・マフィアものなどの作品が多いサミーの、一番普通でカッコいい姿が観れる映画!実話だし、モデルとなっているケン・カーターの写真を見ればサミーにソックリ。まさにベストなキャスティング👍
カーターは進学率が低く卒業後は半分は逮捕されるというとんでもなく落ちこぼれの集まりの高校でバスケ部のコーチに就任する。見かけからして怖いサミーだが、スポ根ものかと思ったら、これがそうではなく、学業も疎かにしてはいけないというルールを作り条件を出す。バスケだけでなく選手たちに規律を守らせるという大事さを教えるのだ。
前シーズンたったの4勝だったこのチームが、まさかの‥。これがフィクションなら、んなアホな!だけど、実話だからねえ。真実の力は説得力のある作品になる。
サミュエル・ジャクソン。何の役でも自分のものにする、やっぱり凄いなあと改めて感じる。毒舌にエロに暴力が似合う男が、コーチだからね。いつもの悪態はどこへやら?で、生徒が『ニガー』と言っただけで、そんな言葉は使うんでない!と怒ってるよ。黒人が自虐的に、ニガーって言うんだね。それってやっぱり何か嫌な感じがするわ。
反抗的で出たり入ったりと忙しい男はリック・ゴンザレス。41歳の今もあまり変わらない外見。ワルには見えず小心者という役で、懸命に与えられたことをこなす姿は健気だ。
チャニング・テイタムは25歳で今作がスクリーンデビュー。若い!185㎝の長身でバスケも似合う。
歌手として活躍中のアシャンティもこれがデビュー作。可愛らしい。
たとえ更迭されようと生徒のためのルールは変えない!というカーターの強いポリシーに心打たれる。
結果は観てのお楽しみ!
ラストはこれまた実話お約束の、それぞれのその後、がテロップされ感慨深い。
サミュエルはやっぱり凄いなあ。と、お姫様抱っこされるサミーのポスターを観ながら思うのだ😅
まだまだ次回もサミュエルよ。
ぬーたん

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