とむ

GOEMONのとむのネタバレレビュー・内容・結末

GOEMON(2008年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

いや、タイトルバックメチャクチャかっこいいな!

初めの1時間は正直、4つ星でもいいかな!と思うくらいにはわくわくさせてくれたし、楽しめたのに、それを帳消しにしてこの点数に落ち着けてしまう中盤の蛇足感と、終盤のゴチャゴチャ感が残念だった。

「意思を伝え、それを継承せんとする統治者が現れ、声の主は絶命する」という展開を描きたかったのはわかるけど…
佐助てめぇ何やってんだコラ

最後まで前半のノリとテンションで突き進めてくれればよかったのにね〜…
紀里谷監督は主張を織り交ぜようとするとシリアスに行っちゃうのかなぁ。惜しい!


前半はホントにテンポも良いし、
五右衛門のキャラクターも良い。

その他のキャラもイイ意味でアニメ的。
お陰で物語がしっかりしてる
キャラクターが生きていれば物語も立つのは当然ですわな


やっぱり色々と違和感のある展開とかもあった
「俺が連れてってやる!」からの馬で全力疾走の信長には爆笑
いや乗せてってやれよ!
「やっかいなことになります!」の台詞の回収&もう一度台詞をいうまでの流れが速すぎるとか、
何で五右衛門と才蔵が仲間だとバレると奥さんが殺されるの?とか、よくわからんかった。
才蔵親衛隊、参上!みたいな展開も唐突すぎてちょっと笑った。


しかし、CGオンリーのシーンは相変わらずヒッドイなぁ〜
草原のシーンはいくら何でも感が否めなかった
あそこは草っ原との合成でよかったんじゃ…

当時ちゃんとVFXできる人呼べばよかったのに
なんか、合成にやりすぎ感があって、正直引く


「CASSERN」のレビューにもちょっと書いたけど、
監督・紀里谷和明、特撮・樋口真嗣で進撃の巨人やってくれたら結構面白い企画になったのかも…


エンドロールのキャストの順番が意味不明
とむ

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