ふっくー

ロスト・ワールド/ジュラシック・パークのふっくーのレビュー・感想・評価

3.9
ジュラシックパークの続編。
93年に産声をあげたジュラシックシリーズは、現代に恐竜を画面に蘇らせた伝説的なシリーズで今もなお色褪せない最高の作品になりましたね。

今作は1作目のイスナ・ヌブラル島ではなく、サイトBと呼ばれるイスナ・ソルナ島が舞台。前作で早々足を怪我して活躍?!できなかったイアン・マルコム博士が主人公。

今更ながらレビュー書いてますが、今作は前作に引き続きレーザーディスクを持ってた時代から見まくった映画です。前作よりスケールアップしていて、シリーズの顔ティラノサウルスは2体出てきます。ティラノサウルスの子供をバスの中で治療するシーンは最近公開された「ジュラシックワールド炎の王国」でも同じようなオマージュシーンがありましたね。

前作にもありますが、恐竜を初めて現代で本物を目にした驚きの表情は本当に良くできていますよね。さすがハリウッド俳優さんです。

結構今作は登場人物が自分勝手だとか色々と言われていますが、自分はそんなことはなく、普通に純粋に面白い。逆に人間味がリアルに描かれていて、良いじゃないですか笑。
3で出てきた「エリッ〜〜ク」とヒステリックに騒ぐ奥さんよりイラつかないのでオッケーです笑。

インジェン社が恐竜を良くないことに使おうと街中に連れてきちゃったり、自然で生きる恐竜たちを無理やり捕まえて拘束したりと、これらのシーンも「炎の王国」が今作に影響を受けているのは一目で分かります。

街中でティラノサウルスが暴れるワンシーンで一瞬映るハゲたメガネおじさんが日本語喋ってるのは海外の人たちの日本人イメージってこんな感じなのかなとちょいと悲しくなった記憶も新しいです笑。

いつ見ても色褪せず面白いジュラシックシリーズ。WOWOWで一挙放送祭りがやってて、ついつい何度でも見ちゃう。そんな偉大なシリーズの第二弾。
ふっくー

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