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ミスティック・リバーのstealthのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
4.1
元友達の娘が殺されたということで交わりだす友達関係。
そこから始まるストーリーだが、子供から大人になるまでの思い出や人間模様に重視を置いているように思う。
そしてまさかのラスト!
ただそのラストより、子供の時の純粋だった友達関係…青春などが後味に残る。
「あの車に乗っていたのが君だったのら」「でもあの車に乗ったのは君だった」
「あの時、3人とも車に乗っていれば…と思う時があるんだよ」
確かに、人それぞれどこかでレールが変わってそれぞれの人生が出来ていく…
不運にもトラウマに悩まされているデイブは神様がいるかどうか分からないが、最後までそのレールを歩み、悪事を歩んだジミーはそのレールで生きていけて、信じて生きたショーンはそのトンネルから出ることが出来て…
あの時の車で全ては最初から決まっていたのではないのかな?そしてその前から…
そう思うとショーンの「あの時、3人とも車に乗っていれば…と思う時があるんだよ」という言葉はこの映画の中に温かさを感じさせた。
そしてつくづく女の人さは強くて、狂気的に見える部分もあり、怖いと思った。
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