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バベットの晩餐会のstealthのネタバレレビュー・内容・結末

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はフランス映画っぽい暗くて淡々とした感じ…ってデンマークの映画じゃん!!
宗教感がとても強いけど、バベットの料理で雰囲気が変わった気がします。
料理をしているバベットがとても楽しそうでこちらもその料理に魅力されました。
死に近づいて、人は人間らしくなり何を思うのか、考えるのか…
全てを願い、神に誓い、神を信じ、神に許しを求め、そして天国に行ける…
その一方でとても醜く、神に誓えば全て許されるという人間の傲慢さがよく出ていると思いました。
そんな中でも単純に美味しいご飯を食べると人は自然に笑顔が溢れてくる…
不安からくる疑いも暖かいものになる。
そう晩餐というものはそういうもの。
「貧しい芸術家はいません
お客様を幸せにしました」
「世界中の芸術家の心の叫びが聞こえる
私に最高の仕事をさしてくれ」
なんともいいセリフ!
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