2021.03.20 CS放送されたものを録画して鑑賞。イギリス劇場公開時には映画館でも鑑賞済。
凄く久し振りに再見した。
ティムバートンが「マーズアタック！」大コケさせて、名誉挽回と言わんばかりに大ヒットさせたホラーファンタジー民話風おとぎ話。
本作は本当に撮影が美しくて、確か当時雑誌で読んだのですが撮影したフィルムを一つ一つ手作業で加工してあの風合いを出したとか。
斬首の特撮もなかなか良くて生首がマジでゴロゴロとたくさん転がります。ただその割に血の量が少ないかな。設定として焼かれた剣で斬られているからしょうがないですけど。
もともとそんなに長くはない物語を一本の長編映画にしているので上にも書いた通り登場人物を多くしたり回りくどい事をしているのでしょうね。
でもティムバートン向けの話ではあるしテンポは悪くなく最後まで楽しく見れました。
相変わらずジョニーデップが主役で脇をバートンのお気に入りで固めていて楽しいです。クリスティーナリッチが眉毛まで脱色してブロンドにしていますが場面によっては眉毛がない様に見えてまるで能面のようでした。
あとまだバートンの当時の恋人だったリサマリーが出てる頃でしたね。彼女のシーンはマリオバーヴァの「血塗られた墓標」のオマージュですよね。
最近のバートンの作品はあまり見たいと思わなくなってきてますがこの頃は彼が映画を撮るとニュースで見るとワクワクしたものです。
