ある日突然死んでしまった新婚カップル。
立派な幽霊になるために修行中のふたりが、自分たちの住んでいた家に引っ越してきた変人一家を追い出そうと、霊界の用心棒ビートル・ジュースを呼び出した。
しかしこの男、霊界一のトラブル・メーカーだったから大変!?
ティム・バートンならではのブラックな笑いで描くコメディ・ホラー。
USJにあるモンスターロックショーは確かこの映画が元のはず。
若い幽霊2人が彼らの家へ引っ越して来た一家を追い出そうとするという喜劇。
結構、古いんだよね。
30年以上前の作品。
特殊効果に時代を感じますが、今でも普通に楽しめます。
公開当時は、所ジョージがギャグ監修をしたことで話題になったはず。
ティム・バートンの狂気をお腹一杯楽しめます。
ビートルジュースの吹き替えは、西川のりお・・
「ツクツクホーシ」とか言うよ・・。
ホラーといってもまったく恐くなく、ティムバートンならではの作品です。
というか、ちっともホラーじゃないですよね。
生者と死者が共存するというコミカルな内容となっています。
脳みその中でこそ可能な話を実現してくれました。
さぁ、くるぞくるぞ、、、きたぁーー!
みたいな感じでジェットコースターに乗ってる気分で、楽しめる。
でも、正直な話、万人受けする作品でもない。
お母さん役の人、何気に上手いね。
たしかホームアローンでもお母さん役やってた。
しかしビートルジュースが、どうしても『バックトゥザフューチャー』のクリストファーロイドに見えてしまう。
あと、ビートルジュース役の俳優さんと、バットマン役の俳優さんが一緒とは夢にも…
役者の持ち味を覆した演技をさせて、それが逆に新しい役柄になってしまうという、役者を魅せるのが得意なティム・バートンのいいとこ。
かなり初期の映画だけど、既にそのいいとこが垣間見えている。
ついでに、ちいさいウィノナ・ライダーがめちゃくちゃかわいい!
ビートルジュース、ビートルジュース、おっと、それ以上その言葉を唱えてはいけません・・・
答えはDVDをみてのお楽しみ。