GaPTooth

地上最大のショウのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

地上最大のショウ(1952年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

VHS字幕スーパー版とDVDを続けて鑑賞。VHSはノーカット版。DVDでは(?)だった点も、VHSではきちんと表現されていて理解できたので、より楽しめた。

グレイテスト・ショーマンで、ヒュー・ジャックマンが演じる〔P.T.バーナム〕

本作は、1950年代当時の〔P.T.バーナム一座〕を含む[RRBB]のサーカス・パフォーマーたち(フリークス含む)をスッポリ丸ごと使って撮影された作品。

本物のサーカス・パフォーマンスに魅了されるのは当然だが、生活の様子やテント設営、100両ほどの客車と貨車で街から街へ巡業する様子は壮観。

そこに豪華キャストたちによるロマンスが盛り込まれ、さらに列車大惨事絡みによる笑いあり、感涙ありの人間ドラマとしても良くできている。

ベティ・ハットンのマジ空中ブランコも凄いが、J.スチュワートとのトランポリン・パフォーマンスが本当に可愛い。

[スミス都へいく]のJ.スチュワートが、悲しい過去を隠してメイクを落とさないピエロ役で出ているが(作中で手配写真を見せられるまでもなく)表情や仕草ですぐに分かった。名優はバレバレ(ФωФ)カクセナイヨ♪

ドロシー・ラムーア演じるフィリスのパフォーマンス・シーンで、ドロシーと『珍道中シリーズ』で共演しているビング・クロスビーとボブ・ホープが、客席でポップコーンを食べながら見ているのは遊び心か。そしてエドモンド・オブライエンが最後にアナウンスのおまけ付き(ФωФ)ドヤ!

ゴリラの双子の赤ちゃんが可愛いかったこともプラスポイント。

[VHSに付いていたブックレット情報]
🎪[RRBB]リング・リング・ブラザーズ一座、P.T.バーナム一座、ベイリー一座の3つのサーカス団が合併。
🎪[RRBB]の規模は、芸人や裏方が1400名、動物が1750頭、移動用客車と貨車が約100両という、当時は文字通り地上最大のサーカス団だったそうだ。
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