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探偵スルースのreifのレビュー・感想・評価

探偵スルース(1972年製作の映画)
4.1
いい男が見たい(バンバンバン!)との切実な欲求で、買って一年くらい放置していた三十代のマイケル・ケイン。色香…。老獪な壮年と生意気な青年の男二人芝居で密室サスペンス。これは「セックスしないと出られない部屋」か、または「どっちか死なないと出られない部屋」でした。英語字幕で軽妙なやりとりの妙まで味わえないのが口惜しいところです。筋は追える。マイケル・ケインは若い方なのですが、全人類を混乱させようと後にマイケル・ケインが老けた方でリメイクされてます(若いのがジュード・ロウで)。つまり「マイケル・ケインのスルース」は二バージョンある、贅沢な。知らなくてそっち先に観ちゃったんだよね。こっちの方が全然いい出来。からくり人形たちが効果的に不気味でよいのです
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