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歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡のreifのレビュー・感想・評価

4.6
上京して四半世紀を越しますが、学生時代ではなく東京カルチェ・ラタン文化に接することなく、神保町は遠い街でした。ずっと。というわけで、岩波ホール初訪問!ですよ(ありえない…)。閉館前のヘルツォークは、BBC ドキュメンタリーでした。チャトウィンは、『ソングライン』を持っているはず、だけど読んでないし「どこかにある」状態です。すまない。モールスキン・ノートが宣伝に使っていて知ったの、チャトウィンのこと。
男も女も見境なく誘惑するチャトウィン、いいなあ。魅力の塊のような、非凡な人であったとわかります。ハンサムだし(めずらしくチラシをもらって帰るほど)。ヘルツォーク爺さんは、最愛の監督の一人でありますが、あんな狂った映画を撮る人とは思えぬ紳士でした。最後のインタビュー映像のチラ見せに呻いた。死にゆく人の映像はそれだけで凄まじい。
歩くのはいい! 行く先がない、死ぬまで歩く放浪は、わたしたちにはもう望めないけれど。

久しぶりなので近況、学生です二年生です。前期試験が終わってやっと行けた映画館でした。WHO 公認の経穴 361 穴をひと通りやりました。師匠に「忘れたな。臨床で使わないから」と言われながら試験のためだけに覚えるツボ
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