だい

海の征服者のだいのレビュー・感想・評価

海の征服者(1942年製作の映画)
2.4
観た中で「ロビンフッドの冒険」の次の古いカラー映画!
やっぱりこの時代のちょっと原色の濃いカラー好き。

衣装、すごい!
船、すごい!
マストが倒れるシーンとか、
船いっぱい使った超大人数の殺陣とか、
撮影は、すごいぞ!
さすがアカデミー撮影賞だわ。

でもな。

荒くれしかいなくて共感できるキャラいねぇぇぇ!!!!!

ジェイミー悪い奴じゃないんだけど、
女のコへの態度、俺は好きじゃないぞ…

モーガンも元々は海賊だから仕方ないけど、
あんなのばっかまとめていくの大変すぎるだろ…


とりあえずテーマも何もない、ひたすらにアクション映画!
ロビンフッドといい、アクション映画は派手なほどいいから、
カラーにし甲斐あったんだろうな。

実際、
船底からブルーたちがわさぁぁぁっと出てきて、
前述の大規模な殺陣になっていくシーンは壮観です。


ただ、
進化した現代の殺陣を見慣れてるせいか、
その間合いとか、剣さばきとか、

相手を本気で殺す気皆無だろ!!!!!!!!

って見えちゃう。
相手に当たらないようにしてる剣さばきだもんなぁ。
でもジェイミーとリーチの一騎打ちだけは、
わりと本気で当たってもおかしくない感じでやってるからすごい。


ちなみに、
駅馬車、コンドル、スミス都へ行くに次いでまたもやトーマス・ミッチェル登場。
ホントこの人は存在感あるな。
だい

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