このレビューはネタバレを含みます
結末から逆算したテンポが絶妙に計算され尽くしてるのが天才!
手はブタ近いけど、
ブラフで金額勝負で勝ちに来た銀行家。
までは読めても、
参加者全員が、
メアリーを理想の女性像、理想の妻像として賛美し、
ゲーム後のそれぞれの結婚観の変化を描く。
からの~~~~、
実はポーカーだけではなく、
そこの部分まで騙されてました~~!!!
のテンポの緩急のつけ方が神!!
ゴッド!!
ディオ!!!
珍しく原題より邦題が良すぎるのもポインツ。
五人の仲間って、
ゲームの参加者5人と思わせておいてからの~~~~!!
邦題センスマジキチ。
ノーベル邦題賞あげたい。
ヘンリー・フォンダがこんなクレイジーな役やってるの初めて見た気がする。
いつものフォンダの落ち着いた役よりも好き。
目に狂気を感じたわ。
息子のジャッキー役の子が、
顔が濃すぎ中の濃すぎの無表情だったから、
その対比であの一家のヤバさが醸し出されてるから、
あの父子のキャスティングが天才。
サル・ミネオ級の濃さを持つ彼は、
imdbによるとその後TVプロデューサーになった模様。
濃いプロデューサーだな~