だい

ニッポン国 vs 泉南石綿村のだいのレビュー・感想・評価

ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)
1.6
柚岡氏をはじめとする原告団がクソ893すぎて草。
被害者意識つよすぎヤバくて、被害者面してれば何でも通ると思ってるプロ市民感すごい。

もちろんアスベスト禍に苦しむ方々は同情すべきだし、
その支援はあるべきとは思うけれども、
でもさ、
最初の方に亡くなった方々が、
「でも石綿工場で働いたからこそ生活ができて子供を育てられた」
って言って亡くなっていったのが普通の感覚よね。

完全に人権893の柚岡某に影響されたのか、
残った輩がみんな何様感になっていくのマジで胸糞。
偉そうに人様に向かって命令したり、
罵声浴びせたり、

ごく普通の憐れむべき弱者が、
煽動されて唾棄すべき醜いクズ人間になっていく姿を捉えたドキュメンタリー。
として観るのが正しいのかもしれない。


まだまだ統計的にも科学的にも、アスベストの危険性への知見が完全に確定していない時代、
「もしかしたら危険性高いかもしれないな~」
程度で産業全部潰したら、
それでどんだけの人たちが職を失うと思ってんの。
そんなん国としてできるわけないじゃん。

アスベストだけじゃないじゃん。
何らかの健康被害が問題になっている職業はいろいろあって、
それを今すぐ止める?
止めるのと止めないのの線引きは?

柚岡某は、
「そこでしか働けない弱い立場の人々が被害に遭った!」
って息巻いてるけど、
じゃあ石綿工場がなかったらそもそも何も働けてないんじゃん。


病気で大変な生活をしている方々に、
国が生活を支援してよ!
はわかるのよ。
国が責任を認めて謝罪しろ!
は違うだろ。

ましてや、
自分達の希望通りの判決を出さなかった裁判長に対して、
職務を放棄してるだの、
人間じゃないだの、
本気で頭おかしい。


プロ市民って、
自分達が正義で、
自分達と違う意見は悪。
それだけだから人間としての会話ができないのよな。

弁護士の中にも、
そういう態度の奴がいるのって、
何かいろいろ終わってるなと思った。


この国はもう終わってるなを認識するためのドキュメンタリー。
嫌だなあ。
だい

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