サッカーと映画観るのがすき

マッドマックス2のサッカーと映画観るのがすきのレビュー・感想・評価

マッドマックス2(1981年製作の映画)
4.0
前作に続いて”2”を久々鑑賞。やっぱりサイコーだわ w
リメイクされた「怒りのデスロード」も素晴らしいが、やっぱり本作がこの世界観の元祖であり、バイブル。

この唯一無二の世界観。
近未来の世界大戦、核戦争後の世界を描いたSF作品は数あれど、こんなハチャメチャな舞台設定、ストーリー・脚本、キャラ・アートデザイン …etc。
普通、思いついても「やっぱヘンだよね?やり過ぎだよね?」と自重しそうなもんだが、この”振り切ってやっちゃいました!感” www
ジョージ・ミラー監督は紛れもなく変人だな w マッド・マックスシリーズ以外にほとんど作品ない(ニーズないんだろうな…)のも頷けるわー w

前作に続き、メル・ギブソンがサイコーにかっこいい。孤独の虚しさと秘めたる熱さをほとんどセリフなしに表情で語る演技がいい。
原哲夫先生が「北斗の拳」で、世界観やコスチュームだけでなく、ケンシロウのキャラ自体がメル・ギブソン演じるマックスに影響されたと語っているくらい魅力的だ。
悪者連中のデザインもサイコーです。
ヒューマン・ガスのお面は「13日の金曜日」ジェイソンのオマージュか。でもなんでボンテージファッションやねん?w その他の連中もアメフト・剣道の防具やら、ヘビメタファッションやら、なんやねんその文化祭ノリ?www

カー・アクションも前作よりレベルアップしましたが、相変わらずCGなし時代のリアルスタントで、死人出てないのか心配になりますw
音楽もいい。メロディーは全く印象に残らないですけど、とにかくひたすらスピード感と緊張感を煽るカンジが好きです。

まぁ確実に観る人選ぶ作品でしょうけど、もしかしたらハマるかもしんないので、できれば是非一度は観ていただきたい作品。