メル

ニューヨーク東8番街の奇跡のメルのレビュー・感想・評価

4.1
80年代のSFファンタジー。
スピルバーグカラーが強いが彼は製作総指揮。

ニューヨークの下町でカフェを経営する老夫婦。
そこは開発予定地になっていて、立ち退きを迫られ連日チンピラからひどい嫌がらせを受けていた。

ある夜、小さな円盤が2つ飛んで来て老夫婦のアパートの屋上に住み着いた。
どうやら電池切れで充電のためにやって来たらしい。

可愛い円盤たちは話こそしないが思考力を持って行動している。

そして自分たちを助けてくれた老夫婦に不思議な力で色々と奇跡を起こしてくれるのだ。

単純なストーリーだがジェシカ・タンディとヒューム・クローニンの老夫婦 ( 実際でも夫婦 ) が、心に傷を抱えながらも明るく暮らしている姿に毎回観るたび元気を貰う。

原題は batteries not included 「電池切れです」笑

終盤、ニューヨークの高層ビルのネオン広告文字に
TOSHIBA Panasonic YASHICA cameras などの文字が並ぶ。そんな時代だったんですね。
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