ニューヨーク東8番街の奇跡の作品情報・感想・評価・動画配信

「ニューヨーク東8番街の奇跡」に投稿された感想・評価

黒羊

黒羊の感想・評価

4.2
ニューヨーク東8番街の奇跡

1987年モノ。「電池は入ってない」という原題の直訳なら絶対ヒットしてへんやろな!

ところで8番街の東って下の左の方?チェルシーの方?

地上げ屋のチンピラ達に嫌がらせされる古いアパートの住人達。ダイナー営む老夫婦、売れない画家、恋人(?)のミュージシャンの子供を妊娠している女、昔強かったボクサーだった大男。

もう立ち退くしかないのか…と思った所に、どんなモノでも直してしまう能力を持つ、宇宙人?UFO?が助けに。住人たちに奇跡が!まさに奇跡がァ!

いやぁ凄いイマジネーションやなぁ。侵略者じゃなく、しかも小さい円盤星人が弱者の味方をする…100Vコンセント電源がないと地球上では活動出来ない、とか。スピルバーグさん流石ですねぇ(原作や脚本とかは知らん)

人が円盤星人の電撃食らうと服ボロボロ髪の毛ボサボサのドリフ仕様とか、もうおっさんはわろてまうわ!

取り壊し予定のボロアパートのセットも凄いね。スタジオ撮影、現場撮影もええね。

円谷プロもびっくりな特撮。可愛らしい円盤星人たち。ボケてるおばあちゃんも可愛いねぇ。なんかオカン思い出したわ。まだワテの事を覚えてるんやろか…

こういうほっこり作品こそスピルバーグのお家芸やと思うから、いつの時代設定でもええからほっこり娯楽作品を作って欲しいなぁ。

今夜はええ気分でぐっすり眠れそうです。

(シュインシュインシュイン)
滝和也

滝和也の感想・評価

4.1
瓦礫の中の古いアパート…。
地上げの嵐吹く東8番街の
その住人たちは誰もが
願っていた。
誰か私達を助けて下さいと…。

そこに小さな小さな奇跡が
舞い降りる…。

「ニューヨーク東8番街の奇跡」

スピルバーグ総指揮のアンブリン社が送る本当に心温まる優しさに溢れたSFファンタジーです。その魅力は言葉に尽くせぬ程、素晴らしい。アメリカの良心の様な作品です。

ニューヨークイーストビレッジ、再開発の波に飲み込まれたその街に、たった1軒だけ残ったダイナー付アパート。地上げ屋の嫌がらせは凄まじく、住人たちを悩ませていた。ダイナーを営む家主のフランクは妻のフェイの痴呆が進み、友人だった老夫妻が出ていき、途方にくれていた…。売れない画家、落ちぶれた老チャンプ、男を待つ妊婦と住人は皆問題を抱えていた。その中、小さな小さな、奇跡が彼らの元にやって来る。意思を持った円盤。お皿程の大きさの宇宙からの来訪者達は充電させてもらったお礼に壊れたものを直し始め…。

子供の頃…忙しい靴屋さんが眠っている間に小さな妖精が靴を作ってくれると言う童話を聞きました。それを元に現代風にアレンジしたストーリーです。

何から何まで心温まる内容で、終わった時に感じるのは、まるで素晴らしき哉、人生!の様な後味です。出てくる方、全てと言って良いほど皆優しい。悩みを抱えている方程優しくなれるのでしょうね。勿論ストーリーを盛り上げるため、酷いことは起こるのですが…。

小さな円盤。可愛いですよ〜。充電以外にも目的があって、最初ご夫婦なんです。後からオチビちゃんが出てきて、更に可愛い。意思があって、音や目のライトで感情が伝わる。勿論CGのない時代の特撮ですから、手作りなんです。その暖かさがまた素晴らしい(^^) CGには無い暖かさがそこにあります。

円盤達が生きているかの様に見せるその技術は勿論スピルバーグ印ですから素晴らしいのですが、演出、演者の技術と相まってのものです。主演の老夫婦を演じるジェシカ・タンディとヒューム・クローニン。流石ベテラン。特撮との息もピッタリ。特に悲しみから痴呆になってしまったジェシカの優しさと愛が詰まった演技が本当に素晴らしい(^^) 二人はこの時期コクーンにも出ていて乗ってましたね。また老チャンプ、ハリーを演じた黒人俳優フランク・マクレーはセリフは3つ4つしかないのですが、その愛らしさはキャラクターにあっていて素晴らしかったです。

スピルバーグ総指揮、監督の作品はこの時期、グレムリンやETなど数多ありますが、その根幹を担うのはヒューマニズムに沿ったエンタメです。故に甘さや陳腐さを感じてしまう方もいるのですが、それこそ、実は王道であり、アメリカの良心なんですね。そのベタさが私は大好きです。予算は多分他作と比べてかなり少ない小品ですが、この作品には偉大なる愛があります。

小さなお子さんも楽しめますので、家族で見てほしいですね。オススメです(^^)
宇宙人にせず、
UFOを擬人化したのは面白い。
非現実になんでもできちゃう。
だからなんでもありw

ペットのようなサイズ館
目のようなデザインをあしらい
感情やキャラクターをサポート。

最近の映画は設定の精緻さを求められる傾向を感じるけど、ここまで飛ばすと逆に気持ちがいい。
ぺ

ぺの感想・評価

3.2
アパートの立ち退きバトルの最中に宇宙人登場。

アパートの住人が複数出てくるがなにが目的なのかよくわからない人ばかりで、訳もわからず騒がしい以外の印象がない。
それなのに無理やり感動の方に持っていくので何がなんやら。

けど宇宙人はかわいい!
ハンバーガー作ってるとこはキュートね。
序盤の店を思いっきり壊すとか、物はただ置くんじゃなく投げる、とか運動神経良かった。
スピルバーグ監修ってことで、立ち退きを迫られたアパートの住人が宇宙人との邂逅とか何やかんやあって、立ち退かなくても済んでハッピー!みたいな感じかと思ってた。で、実際に序盤は説明過多で丁寧が過ぎた(ここら辺タルかった)んだけど、段々変な映画になってって面白かった。

小さいUFOが子供産んだり、その末っ子が死産だったり、絵描きと妊婦がくっつきそうになったり、妊婦の夫が帰って来たと思いきや直ぐに出てったり…。
何がしたいのか分からなくて意味分かんなくて楽しかった。んだけど、ラストは感動風な終わり方。(それでも十分変)

「ビッグショット・ダディ」もそうなんだけど、意図的に違和感を演出してるのか、倫理観ぶっ壊れてて“感動”に至るまでの道程、それの描き方がおかしいのか分からない。でも変で楽しい、みたいな。
立ち退きを拒む古いアパートの住人と、そこに現れた小さな宇宙船との交流を描くSFファンタジー。

ほのぼの映画でした。

宇宙船というか宇宙船型の機械生物というか…かわいかったです。
CGに頼る前の、手作り感があって温かみもある感じ、良いよね。


ジェシカ・タンディと宇宙人という組み合わせに『コクーン』を思い出しました。
えりな

えりなの感想・評価

3.0
おじいちゃんとおばあちゃんが主役ってのが可愛い!ラストシーンの、大きなビルとビルの間に挟まれた小さなお店の映像にはフフッと笑ってしまいました。ほっこり。

このレビューはネタバレを含みます

なんて幸せな気分になれる映画☺️
UFOたちが可愛くて可愛くて‥

😆笑ったとこ
ちびUFOたちの飛行訓練!
階段切り落としてでも突き落とす!

😭泣いたとこ
ハリーが末っ子を放してやる時、飛び立つ前に一瞬止まってお別れを言った!よね。

そして、
ハリーのためにタイル貼りする末っ子くん
家族が来た!
仲間がいっぱい来た!!

号泣案件でした😭😭

このレビューはネタバレを含みます

「奇跡は理由や目的を探り出すと
消えてしまうんだ」

「男の人が日光の中に立ってる
どこに日光が?
ーあるわ、見えるのは影ばかりだけど
2歩進めば光が当たる」

スピルバーグ監督が製作総指揮との事で、
彼の色がとても反映されていて、80年代のアメリカの雰囲気が相変わらず魅力的に収められていた。そして父親と息子の関係性も彼の作品らしい。
映画は至って普通に楽しめた。ただ確実に物足りないのは否めないけれど...。そしてカルロスの件も消化しきれていない気がするけれど...。

ともかく、主人公が老夫婦というのが個人的に好きなポイントだった。彼らは実際に夫婦らしく、観賞後知り驚いた。とてもお似合いで可愛らしい。しかし、彼らを含め主要キャラクターを演じた俳優陣の殆どが亡くなっている事にショックを受けた。

【自分へのメモ】

✴︎ ホラー映画『チャイルド・プレイ』は、当初「Batteries not Included」というタイトルにする予定だったが、本作と被ってしまうため「Child's Play」に変更されたという経緯がある。(Wikipediaより)
『コクーン』を見たらコレを思い出し、コレを見たら『コクーン』を思い出す。スピルバーグが関わってるか関わってないかの違い。そんくらいの認識。シャレオツなバーガースタンドはとても素敵で“彼ら”によってお店が繁盛するシーンは本作でいちばんのお気に入り。ジェシカ・タンディの認知症キャラは見ていて悲しくなるのでこのハッピーなハートフルファンタジー映画に本当に必要な設定だったのかは疑問。
2020.2.16.
BS放送 BS日テレ
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