結湖

サルバドールの朝の結湖のレビュー・感想・評価

サルバドールの朝(2006年製作の映画)
2.5
ダニエル・ブリュール目当てに鑑賞。
1970年代、フランコ独裁政権下のスペインで反政府活動をしている青年、サルバドール(ダニエル・ブリュール)は資金を得るために銀行強盗を繰り返していたが、逃走の際に警官たちともみ合い、警官を射殺してしまい、自身も重傷を負うのだが……というお話。
恥ずかしながら1975年ごろまでスペインが独裁政権下にあったことを知らなかった私。(習ったのかもしれないけど)
背景が全く入ってこなかったので、見終わってからググっていろいろ確認しました。そして、このサルバドールは実在の人物なんだとか。
明度が高く、コントラストの強い画面ですが、寒色をメインにした綺麗な映像で70年代っぽい雰囲気がよく出てます。
ダニエル・ブリュールの繊細な演技も素晴らしい。結末に向けての悲壮感はとてもよかったです。ダニエルは笑顔が可愛いなぁ。
2014/05/04:DVD
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