タッカーとデイルは仲良しのおじさん二人組だ。
念願の別荘(とは名ばかりの掘っ立て小屋)を手に入れ、ごきげんだ。
いたって人畜無害の二人なのだが、キャンプに来たパリピどもには、この二人が森の中に棲む殺人鬼に見えてしまうようだ。
仲間の女の子が誘拐されたと思い込んだパリピは、一人、また一人と殺人鬼をやっつけようとしては、死んでいく。
ビビりでヘタレのパリピが自滅するのが笑えるのではあるが、よく考えるとこのパリピたちはけっこう勇敢だ。
たった一人で殺人鬼に立ち向かい、飛びかかっていくのだから、大したもんだよカエルのしょんべん、見上げたものだよ屋根やのフンドシなのである。
今はなきアンジャッシュの勘違いコントみたいな構成でとっても楽しめた。