このレビューはネタバレを含みます
いやあ、この時代のホラーはやっぱりすげえや。
ルチオ・フルチがすごいんだな。
もう、見たことないようなものばかり(昔観てるが忘れてるのだ)
ミンチの中でうじゃうじゃ蠢くミミズだかヒルだかわからんようなモノを顔に塗りたくられたり、口から止めどなく生ホルモンが吐き出されたりする。
後頭部を掴まれて脳みそをえぐられたりするのは他では見たことない。
なぜそんな場面を撮ろうとしたのかわからない。
目から血の涙が溢れたりするのも、どうやって撮ったのかわからないが、なんの脈絡もないので、観てる人を驚かそうとしてるとしか思えない。
窓から吹雪のように吹き込んでくる大量のポン菓子。もう、目も口も開けていられない。
部屋の床にどんどん積もっていくポン菓子。
美味そうだなと思いきや、よく見るとそれ、全部ウジだったりする。
まあ、話の筋よりも観客を驚かして気持ち悪い思いにさせることに専念したということだろう。
これが全部実写というとこがすごい。この時代の役者さんは大変だったんだなあ。